2006年10月07日
神風
まずは、中村藍子選手、
ベスト4、準決勝進出おめでとうございます!!
台風?秋雨前線の影響で、関東地方は連日の雨、その為、昨日の試合は順延され、また試合会場も有明コロシアムから、荏原湘南スポーツセンターに急遽かわり、しかも一日2試合のダブルヘッダーで行なわれた。
まずは、メディナガリゲス戦(28位スペイン)
今年に入りゴールドコースト、ストラスボーンで敗れている。
しかし、出だしからリード、52となった
場面で相手が左太ももを痛め、途中棄権。
始めから痛めていたのか、不明だが、ただラッキーで勝ったとは思いたくない。
でもこれで、次の試合に向けて体力温存になった。スケジュールでは、同じコートで第一試合と第三試合に組まれているからだ。
そして、ジェミー・ジャクソン戦(61位アメリカ)
ジャクソンは、ここまで、ドゥルコに64,61、モリックに63,61で、勝っている。
まず、中村選手、第一試合に続き、第一セット61で取る。
しかし、第二セット16で取り返された。
そして、第三セット、タイブレーク74で取りきった。
この勝利で、日本人選手としては(シングルスで)唯一勝ち残った選手となった。
結果的に、悪天候を逆に味方につけ見事な勝利だと思います。
そして、鈴木貴男選手。
もう多くの記事で読まれているかもしれませんが、あのフェデラーに対し64,57,67(37)。
凄すぎます。第3セットまで戦い、サービスを落としたのは1回だけ。もっと言えば、ここまでの3試合で、1回しか落としてない。サービスが良いのは言うまでもないが、完全に鈴木選手の試合の展開にもっていっている。
サービスが良くてネットプレーが巧いのは鈴木選手だけではない、昨日のムーディーもやっていたが、結果は62,61でフェデラーが勝っている。
フェデラーは単にランキングが1位の選手ではない。
今でもそうだが、このまま怪我がなければ、記録の上でも記憶の上でも間違いなく史上最強のテニスプレーヤーだ。
テニスは簡単なスポーツではない、身長だけでも、筋力だけでも、技術だけでも、精神力だけでも、運だけでも,駄目で、しかも長期間好調を維持し続けなければいけない。
それを現実にやってのけるフェデラーは、百億人分の1 の選手だと言っていい。
まあ、1万人以上の鈴木選手よりの応援の中、一人で勝ちきったことからも、王者と言われる由縁であるのだが、、、。
鈴木貴男選手、タイブレークで負けはしたものの、1ブレークどうし、互角まで力を高めた試合は、日本テニス史上に名を残す名勝負だと言える。
まだ、岩渕選手とのダブルスでは勝ち進んでいるので、是非、去年の再現に期待したい!
p.s.
今日は風が強かったものの、広島ではわりと天気が良く、中秋の名月の満月が、綺麗です。今回のAIG OPENが、一時的なテニスブームに終わらない事を願っています。(まだ終わっていませんが、、、)
ベスト4、準決勝進出おめでとうございます!!
台風?秋雨前線の影響で、関東地方は連日の雨、その為、昨日の試合は順延され、また試合会場も有明コロシアムから、荏原湘南スポーツセンターに急遽かわり、しかも一日2試合のダブルヘッダーで行なわれた。
まずは、メディナガリゲス戦(28位スペイン)
今年に入りゴールドコースト、ストラスボーンで敗れている。
しかし、出だしからリード、52となった
場面で相手が左太ももを痛め、途中棄権。
始めから痛めていたのか、不明だが、ただラッキーで勝ったとは思いたくない。
でもこれで、次の試合に向けて体力温存になった。スケジュールでは、同じコートで第一試合と第三試合に組まれているからだ。
そして、ジェミー・ジャクソン戦(61位アメリカ)
ジャクソンは、ここまで、ドゥルコに64,61、モリックに63,61で、勝っている。
まず、中村選手、第一試合に続き、第一セット61で取る。
しかし、第二セット16で取り返された。
そして、第三セット、タイブレーク74で取りきった。
この勝利で、日本人選手としては(シングルスで)唯一勝ち残った選手となった。
結果的に、悪天候を逆に味方につけ見事な勝利だと思います。
そして、鈴木貴男選手。
もう多くの記事で読まれているかもしれませんが、あのフェデラーに対し64,57,67(37)。
凄すぎます。第3セットまで戦い、サービスを落としたのは1回だけ。もっと言えば、ここまでの3試合で、1回しか落としてない。サービスが良いのは言うまでもないが、完全に鈴木選手の試合の展開にもっていっている。
サービスが良くてネットプレーが巧いのは鈴木選手だけではない、昨日のムーディーもやっていたが、結果は62,61でフェデラーが勝っている。
フェデラーは単にランキングが1位の選手ではない。
今でもそうだが、このまま怪我がなければ、記録の上でも記憶の上でも間違いなく史上最強のテニスプレーヤーだ。
テニスは簡単なスポーツではない、身長だけでも、筋力だけでも、技術だけでも、精神力だけでも、運だけでも,駄目で、しかも長期間好調を維持し続けなければいけない。
それを現実にやってのけるフェデラーは、百億人分の1 の選手だと言っていい。
まあ、1万人以上の鈴木選手よりの応援の中、一人で勝ちきったことからも、王者と言われる由縁であるのだが、、、。
鈴木貴男選手、タイブレークで負けはしたものの、1ブレークどうし、互角まで力を高めた試合は、日本テニス史上に名を残す名勝負だと言える。
まだ、岩渕選手とのダブルスでは勝ち進んでいるので、是非、去年の再現に期待したい!
p.s.
今日は風が強かったものの、広島ではわりと天気が良く、中秋の名月の満月が、綺麗です。今回のAIG OPENが、一時的なテニスブームに終わらない事を願っています。(まだ終わっていませんが、、、)
一等ならいいね。
中村藍子選手、決勝までやってきました。
シングルス、ダブルスともに日本人選手最後の砦です。
去年はダブルスで、鈴木選手選手、岩渕聡選手がダブルスで、優勝しました。これは、ATPの大会では初のことです。
今回は、鈴木選手が王者フェデラーに善戦し、ダブルスでも惨敗してしまいましたが、やはりホーム有明では大活躍してくれました。
これは、テニス界にとって大変いい流れです。
一過性のものにならない事を祈ってますが、多くの人に良い種を植え付けた事は間違いないです。時期がくれば、大輪の花が咲く事でしょう。
スポーツにとって人気は、大変重要な意味が有ります。
そのスポーツの良さと,人気はかならずしも比例しているとは言えません。
サッカーのように、雨でも試合をし、決められた時間試合をする、ボール一個有れば多くの人が楽しめる。
これは、報道もやり易いし、観客も集め易い、チームプレーであるから代わりも沢山いる。
起源はいろいろ説はあるけれど、サッカーもテニスも、イギリスで発展し同じぐらい歴史が有る。二つの明暗を分けたのは、試合時間だと思う。テレビで放送し易いかどうか、この一点。
あ、ごめん。話がずれてる。
今日決勝、今日明日とNHKハイビジョン、総合で放送が有るので、見れたら観てね。